物流技術管理士
物流技術管理士は、物流業界で経営面やロジスティクスに関する総合的な知識を持つプロフェッショナルであり、物流業界で管理職として働きたいと考えた際に役立つ資格の1つです。このページでは、物流技術管理士の特徴や資格取得の流れをまとめました。
物流技術管理士とは
物流技術管理士は、物流やロジスティクスに関して幅広い知識と専門性を有するプロで、日本ロジスティクスシステム協会が認定している専門資格です。
物流技術管理士の資格を取得すると、物流システムの設計やロジスティクスのマネジメントを担当できる能力が認められるため、物流業界への転職やキャリアアップを目指す方におすすめの資格です。
なお、物流技術管理士の資格を取得するためには、日本ロジスティクスシステム協会が実施する資格認定講座を受講し、必要なレポートを提出、試験に合格することが求められます。
物流技術管理士になるには
物流技術管理士の資格取得を目指す場合、まず「物流技術管理士資格認定講座」を受講し、一定日数以上の講義に出席した上で、前期・後期のレポートを提出し、さらに3つの試験でそれぞれ合格基準点をクリアする必要があります。
講座の座学や個人演習はオンライン形式のリアルタイム講義となっており、現地会場に出席しにくい場合でも受講可能です。ただし、グループ演習は指定会場で集合型の講義が行われるため、日程や会場を考慮したスケジュール調整が必要です。
資格認定の要件について
物流技術管理士の資格認定には、以下の要件があります。
- 出席要件:全講義日数18日のうち14日以上の出席。
- レポート:前期・後期で2回の受講レポート提出。
- 試験:客観試験、論文試験、面接試験の3試験でそれぞれ合格基準点(6割以上)を満たし、総合得点として60点以上を獲得。
なお、欠席やレポート提出の遅延は減点対象となります。試験で合格点を取っていても、欠席が多いと総合得点で不合格になる可能性があるため注意してください。